屋内型トランクルームの特徴いろいろ

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2015年もついに12月31日、大晦日ですね。

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皆さま、大掃除も終えて、紅白をみたり家族で年越しそばを過ごしたりしながら1年を振り返りつつ落ち着いていられる頃でしょうか?

本日のブログは、当ブログで先日記載した「屋内型セルフストレージ見学ツアー開催」での記事を補足する情報になります。

先日の記事でも記載したように「屋内型トランクルーム(ビル型トランクルームとも言いますが)」とひとまとめにいっても、建物のタイプにも様々な種類がございます。それぞれのタイプについて少し細かく記載してみようと思いますので、皆さまのトランクルーム選びにお役立て頂ければ幸いです。


○建物1棟そのものが収納専用施設タイプor建物の部分的に収納施設が入っているタイプ

ひと昔前は屋内型トランクルームといえば、ビルのワンフロアやフロアの一部がトランクルームになっている施設(建物の部分的に収納施設が入っているタイプ)が多く見受けられました。

しかし、昨今ではトランクルームの認知度や需要が高まってきたことから、ビル全体が丸ごとトランクルームになっている施設(建物1棟そのものが収納専用施設タイプ)が都内を中心に多くのエリアで見受けられるようになっています。

ビル全体がトランクルームになっている施設の特徴(メリット)としては

・ワンフロアのみのトランクルームと比べ他テナントが入っていないため、周囲の視線などを気にせずトランクルームを利用できる

・収納専用施設のため他テナントによるトラブル(他テナントに飲食店等が入っている場合の漏水などトラブルなど)の心配がない

・収納時の搬入出経路に他テナントなどがないため、障害物が少ない

・エレベーターなどの内部設備も専用設備として利用することができる

といった点が挙げられます。

一方で、ビルのワンフロアやフロアの一部がトランクルームになっている施設の方の特徴はというと

・他テナントが生活に結びついた店舗(ホームセンターやスーパー、コンビニなど)資材の購入ができたり、買い物のついでに立ち寄れたりと便利である

・収納施設に比べると人の出入りが多いため、安心感がある

といった点が挙げられます。


 

○新築タイプor改装タイプ

現在の日本では既存の建物(元々は工場や店舗)にパーテーションやセキュリティといった改装を施して造られたトランクルームが主流です。

しかし、市場が拡大してきたことから、最近ではまっさらの土地にトランクルームを新たに建てる、いわゆる「新築物件」のトランクルームというのも徐々にではありますが、登場するようになってきました。

新築であることの特徴(メリット)としては

・建物の構造が収納施設を考えて設計されているため変形の部屋(柱があったり、コの字型やL字型になっている部屋)が少ない

・駐車場やエントランスから部屋までの導線経路がシンプルになっており、障害物なども少ない環境である

・空調、エレベーター、照明、セキュリティなどの各種設備も収納施設を想定して設計されている

・築浅物件であれば、建物の経年劣化なども少なく荷物を清潔な環境で収納しておくことができる

といった点が挙げられます。

もちろん改装した施設でも前述のビル1棟まるごとトランクルームの場合などは上記の特徴を要することが往々にしてございますが、どうしても柱などによる建物の形を要因とする点は新築に比較するとデメリットになる可能性は否めないといえます。


 

多くの方が、トランクルームを選ぶときは立地や料金といったポイントが第一優先に挙がってくるかと思いますが、

「距離的にはどちらも同じくらい」

あるいは、

「料金はどちらも予算以内に収まっている」

といった点で、トランクルーム選びを悩んだ時などは、施設の特徴や違いというのもひとつポイントとして検討してみてはいかがでしょうか?

ではでは

良いお年を。。。

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