トランクルームの解約の流れと、気をつけるべきポイントを徹底チェック

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「今の家では収納スペースが足りないし、レンタルスペースを借りようかな。」
「引っ越しの際、一時的な荷物置き場としてレンタルスペースを借りるか検討している。」

そんな方の多くがレンタルスペースを借りるまで至らない理由として
「解約の手続きが面倒くさそう」
「解約の際、色々な費用が掛かりそう」
などが挙げられます。

今回は解約の流れと、気をつけるべきポイントを徹底解説します。
レンタルスペースを借りてない方も、既に借りられている方もぜひ参考にしてみてください。

トランクルーム解約手続きの流れ

トランクルーム解約手続き
トランクルームを借りる際、アパートやマンションを借りるのと同じ賃貸借契約で成り立っています。

そのため、様々な事情で解約したいと思っていても、すぐに解約できるわけではなく遅くても、1ヶ月前までに解約の旨を申し出ないと翌月分も請求されてしまいます。そうならないために契約の際交わした、契約書の確認をしましょう。

1.まずは契約書の確認

ほとんどのトランクルーム会社では、契約書の中に「最低利用期間」や「違約金」という項目が設けられています。
最低利用期間とは読んで字の如く「最低でもこの期間は利用してください」という決まりです。

大手キュラーズさんの場合は1ヶ月
ハローストレージさんの場合は最低利用期間が12ヶ月

このように会社によって異なります。
短期利用の方はこの点をチェックしたらいいかもしれませんね。最低利用期間を守らないと違約金が発生する場合もあります。今一度、契約書を読み直すしたほうがいいでしょう。

2.トランクルームに解約を申し込む

いよいよ解約を申込むわけですが、注意しなければならない点がいくつかあります。多くのトランクルーム会社は、解約月の1ヶ月以上前までに申し出ないといけません。これを守らないと、1ヶ月分余計に賃料を請求されるケースがあります。またほとんどのトランクルーム会社の場合、解約日は月末固定ですので、月の途中で解約手続きをしても月末までの賃料を日割りで返却してもらうことはできません。以上の点を留意して解約する日を決めましょう。

3.保管物の運び出し

保管物の持ち運びも月末付近にしたほうがよいでしょう。しかし一度搬入した荷物をもう一度運ぶのは大変です。ここでは少しでも負担を軽くする便利グッズを紹介します。

荷物運搬に台車は必須

台車
多くの荷物を運ぶ時は台車が大活躍します。

エレベーター付きのトランクルームや一階にトランクルームを借りている場合、特に作業がスムーズになります。
多くのトランクルーム会社は台車を貸し出ししてくれますが、なかには台車を持っていないところもあるので、事前に調べておきましょう。
また自家用車やレンタカーを使わずに専門の引っ越し業者に頼む場合は不要です。

布団圧縮袋

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トランクルームをご利用される方でもっとも保管する機会が多いのは布団です。
しかし布団は結構かさばりますよね。
そこで布団圧縮袋を使うとホコリやダニから守る効果があるだけでなく、体積も減らせるのでかさばらず、持ち運びもスムーズにできます。

その他の便利なグッズ

軍手:手に豆ができるのを防ぐだけでなく荷物が傷つくことも防ぎます。すべり止め付きの軍手がオススメです。
ドアストッパー:意外と忘れがちですが、ドアを誰かがおさえなきゃいけない手間がなくなると、作業効率が上がります。
気泡緩衝材:大切な荷物を守るためには必須です。安いものなら500円ほどで購入できます。あまったらストレス発散に使いましょう。

配送・引越業者を利用する

自分で荷物を持ち運ぶとなるとかなりの労力を使います。時間がない時は配送・引越業者を利用するのも手でしょう。

時期によって値段は異なりますが、配送・引越業者を利用すると、楽な反面コストもかかります。
最近はインターネットで予約することで中間コストをカットして安価を実現した「ハコベル」という運送マッチングサービスもあります。
条件によっては従来の運送会社よりも安価で利用することができますので、ぜひ検討してみてください。

ハコベル料金例
【カーゴ便・軽トラック便】
距離別料金 3,500円(5kmまで)から 時間制料金 6,000円(3時間)から
【小型トラック便】
距離別料金 17,600円(20kmまで)から 時間制料金 18,000円(3時間)から
【中型トラック便】
距離別料金 19,800円(20kmまで)から 時間制料金 20,000円(3時間)から

他にも様々な配送・引越業者が存在します。自分のライフスタイルにあった業者を選択できれば満足できるはずです。

詳しいトランクルーム向け配送・引越サービスの比較は以下の記事で取り上げています。
[完全版]トランクルームへの荷物運びのポイント

解約時の意外な落とし穴

落とし穴
契約書をしっかり読まないと解約時に様々な規定を設けている場合があります。

解約手数料や清掃費を請求される場合も

トランクルーム会社のなかには解約時に解約手数料や、原状回復として清掃料や鍵交換費を請求される場合があります。解約時のトラブルの原因につながるので、トランクルームを契約する際はこの点をチェックしましょう。
大手キュラーズとハローストレージの場合は解約手数料がかからないのようです。

延滞料金を請求される場合も

「時間がなくて解約日までに荷物の運び出しが終わらなかった。」このようなケースは頻繁にあります。しかし過失であっても延滞料金を請求される場合があります。
延滞料金は会社によってまちまちですが、普通の賃料よりかなり高額です。痛い出費になってしまいます。
そうならないために、ゆとりをもって荷物の運び出しをしましょう。

まとめ

今回はトランクルームの解約の流れと、気をつけるべきポイントを徹底解説しました。解約時は特にトラブルが多いので、この記事を参考にストレスなく解約手続きできれば幸いです。

ニコニコトランクでは全国の多くのトランクルームの状況を把握しているため、お悩み等ございましたらお気軽にご相談ください。

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