トランクルームの新規契約集計結果【2025年1月】

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当企画では、トランクルーム事業者へシステム提供を行う株式会社パルマが蓄積したデータから、新規申込の集計結果を不定期で掲載致します。

あくまでも当社の蓄積データとなるため、皆様の個別施策の結果と照らし合わせて、「実際の数字と類似していたのか、もしくは乖離していたのか」というような検証のための参考データとしてご活用ください。

前提条件

<今回のテーマ>新規契約集計結果

  • 集計期間:2024年1月~ 2025年1月
  • 「クラリス」導入事業者のWEB申込 ・書類申込の新規契約件数を元に集計
  • 申込キャンセルデータは対象外
  • 同期間の新規契約件数分母は導入事業者全社様併せて約1.5万件
  • グラフの見方:(図1)赤色棒グラフは書類申込、青色棒グラフはWEB申込の実際の契約件数を表しています。(図2)赤色棒グラフは個人契約件数、青色棒グラフは法人契約件数を表しています。
  • 折れ線グラフはそれぞれの契約件数が全体に占める割合をパーセンテージで表しています。

月別:新規契約件数推移

繁忙期として申込のピークとなる3~4月は2024年も例年通り件数が伸びていました。

5月以降から夏季にかけては閑散期として申込件数が落ち込む傾向にありますが、2024年8月以外は例年に比べ大きな数値の落ち込みはありませんでした。2025年1月の件数は昨年には劣るものの、これからの繁忙シーズンへ向け順調に件数を伸ばしています(図1)。

(図1)月次 新規契約数集計グラフ

申込方法別新規契約件数

こちらはWEB申込と書類申込の比率を表しています(図1)。安定して80%以上のお客様がWEB申込にて契約に至りました。年間を通してどちらも比率が大きくは動かず、WEB申込は安定して多くの比率を占めています。弊社株式会社パルマでは、WEB申込でのユーザビリティの向上のため、2024年に大きなシステム改修を行いました。現状、8割超のお客様がWEB申込をされていますが、こういったシステム改修やスマホ・インターネット利用層の拡大1などの要因でさらにWEB利用の比率は上がる可能性もあります。

ユーザー属性別新規契約件数

(図2)月次 ユーザー属性別新規契約数集計グラフ

こちらは「個人利用」か「法人利用」の契約別件数です(図2)。通年で個人・法人に申込の比率は大きな変化はありませんでした。全体の契約件数の多い3・4月でも、契約数の比率は平行線とたどりました。【「法人利用」:平均14%程度  「個人利用」:平均85%程度】

個人利用の場合、月ごとにニーズが大きく変化することが見て取れます。対して、法人利用の場合は件数が安定的です。個人申込の増減によって、法人申込の比率もともに動いているのがわかります。夏季休業期間を取得する法人が多いため、2024年8月は法人利用の申込比率が最も低くなっていますが、法人に関してはシーズンに関係なく安定して申込があることがわかりました。

個人利用の場合はシーズンによる動きが大きい傾向が見られるため、需要の大きい時期に向け、広告や割引キャンペーンなど対策してく必要があるかもしれません。

  1. 参照:ソフトバンクニュース編集部,『身近で進む「デジタル化」、普及はどれくらい?』,2022年4月21日掲載 ↩︎

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