先日5月13日~15日にかけてSelf Storage Association Asia(アジアセルフストレージ協会 通称SSAA)主催のアジアセルフストレージEXPOが日本で開催されたのは記憶に新しいと思います。
今、アジアセルフストレージ市場が熱いのです!ぜひとも現場を見て勉強したいですね!
しかしながら海外のトランクルームを見学する機会はなかなかないので…
弊社パルマでは、お世話になっているお取引先様と一緒に海外のトランクルームを見学するツアーを企画しました。(昨年第1回はシンガポールを見学しました。)
そして今回、第2回海外セルフストレージ見学ツアー開催地を「香港」としました!
夜景が有名な香港です(o’ω’o)
目次
香港のトランクルームを見学
さっそく物件見学の内容について見てみましょう!
トランクルーム見学その1 minico
minico様の現地の物件管理ご担当者様に案内していただきました。
上下2段に分かれたロッカータイプが多くご用意されていますね。
また、写真右下ですが、写真の右手側に当物件があります。こんな大都会にあるんですね!
個人的に印象に残った写真がこちら。
営業車がとにかく派手!!
日本でこんなに派手な営業車は中々見かけないですよね!通行人の視線を独り占めできそうです\(◎o◎)/
いかに”人の目に留まるか”、重要なポイントですね!
トランクルーム見学その2 red box
ブランド名の通り、赤い建物、赤い鍵、赤い営業車…赤で統一されていますね!
受付は広々としていてきれいな印象をうけました。
でも、広々なのは受付だけではございません。物件内も広い!
写真左はシャッター式のトランクルーム。日本のシャッター式のコンテナに近いイメージです。シャッターの手前にゆとりのあるスペースを設けていますので、車の横付けもスムーズにできます。それに雨の際も屋内だから濡れないで作業ができるメリットがあります。
写真右は屋内型のトランクルームですが…廊下が長い!物件の部屋数が多いのがわかります。多くのお客様にご利用いただけますね
物件屋上からの景色です。ビルが目立ちますが奥の方に山が見えますね。日本とはまた違った雰囲気を感じます。
トランクルーム見学その3 SC
今度の黄色と青が印象的な物件です。やはり”目に留まる”色使いという点は皆さま共通しているようです。
写真右は実際に部屋の鍵を開けていただき、中を撮影したものです。
写真左は物件屋上の写真です。大きな看板でお問合わせ先が宣伝されています。
また、物件入口の壁には香港の有名人を起用した広告が掲載されていました。
個人的に気になった点はこちら。
「Free Charging & Work Shop(無料充電&ワークショップ)」
日本でもカラオケ店などで少しずつ増えてきている無料の充電サービス。
香港のスマートフォンの普及率は60%以上で、日本と同水準かそれ以上にスマートフォンは普及している状態のため、トランクルームに設置してあると利用者の方に喜ばれるのかもしれません。
トランクルーム見学その4 store friendly
Kevin Chan社長から直々に物件をご案内していただきました。写真は物件の受付です。
日本語で「いらっしゃいませ」と書かれていますね。中国語・英語はもちろん多国籍の利用者を意識してサービスを提供している様子が伺えます。
見学させていただいたの物件はワインセラーも完備されていました!
少し暗くて見辛いかもしれませんが、ワインは蛍光灯の元だと保管ができない為このような特殊な光の中で管理されています。
もちろん廊下まで徹底されています!
最後にオフィスとマスコットキャラのご紹介。
オフィス受付はシンプルかつ清潔な印象を受けました。
また香港ではマスコットキャラに力を入れてPR活動を行うそうです。日本でもゆるキャラなどが流行っておりますが、やはりシンボルとなるキャラクターがいることで認知度向上に加えて、お客様からの信頼感にもつながる効果があると見受けられます。
香港トランクルームのポイントは預ける+付加価値
5月に開催されたSSAAのエキスポにおいても「トランクルームを普及・差別化させていくうえで、物を収納するスペースに加えていかに他の付加価値を加えるか」は1つの重要なファクターであることが議題として挙がってました。
日本でも独自のキャンペーンや、荷物の配送など様々なサービスが各事業者ごとに展開されておりますが、香港でもやはり同様に独自の付加価値を持ったサービスというの各事業者ごとに工夫を凝らして展開されているようです。
海外トランクルーム視察参加者の声
香港のトランクルーム視察について
red box以外の物件ですが、施設場所に対して文化レベルの差を大きく感じました。恐縮ながら、日本と比べ物件施設までのエントランスがあまり整備がされてない印象を受けました。逆にトランクルーム市場規模ですが日本とは比較にならないほど大きくておどろきました。
トランクルーム市場に活気がある印象を強く感じました。また、システムとオペレーションが最先端ですね。
特殊な市場だと思います。極端な表現ですが、何もしないでほっといても需要がついてきています。
日本のトランクルームについて
立地場所によっては需要を掘り出す工夫が必要だと思います。マーケティングをもっと勉強する必要があります。
有名企業が海外から参入することで、消費者の認知度が上がりトランクルーム市場は拡大するでしょう。
日本人のキメ細やかさが市場に反映している思います。日本人は整理整頓がうまく、トランクルームに頼らない生活になっているところがあります。
…などなど
運営事業者様ならではの、貴重なご意見をいただきました!
今後もこのようなセルフストレージ見学ツアーを企画検討しています。
物件運営会社様はご要望あればぜひご相談ください!
参加社のご紹介
株式会社オリバー:神奈川県史・県北および多摩南部エリアに集中的にコンテナBOXを集結させ、地域の利便性向上に貢献しております。さらに地域の方々に好感がもたれるよう随所に配慮しています。
株式会社イコム:埼玉県南部に特化した品ぞろえの豊富なサービス(デリバリーサービス、作業テント付き、バイク、コインパーキング併設、サイズバリエーション)をご用意しております。
日本セルフストレージ協会(JSSA):JSSAは日本のセルフストレージ事業の発展を目指して設立されました。国内のみならず、海外情報の収集にも努めています。