【2023年繁忙期】地域別及び1都3県のトランクルームの申込状況

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今年もトランクルーム業界における「繁忙期」が終わり、「閑散期」と呼ばれる期間に入り始めてきています。今回は、地域別・1都3県に焦点を当てて、トランクルーム事業者へシステム提供を行う当社が蓄積したデータから、トランクルーム業界の繁忙期と言われている 3~4 月の申込状況について簡単に振り返りをしていこうと思います。

前提条件

  • 弊社保証サービス導入事業者の新規契約件数を基に集計(キャンセルデータは除外)
  • 集計期間(今年) 2023年3月1日~2023年4月30日
  • 集計期間(前年) 2022年3月1日~2022年4月30日
  • 集計期間(前月) 2023年2月1日~2月28日

【地域別】今年の繁忙期申込件数(平均)を繁忙期前の2023年2月の件数と比べる

図①【地域別】2023年度 繁忙期申込状況(前月比)※パルマ調べ
図①【地域別】2023年度 繁忙期申込状況(前月比)※パルマ調べ

まず、全国の 2023年3~4月の申込件数の平均は、繁忙期前2023年2月に比べると「21%増」となりました。図①にある通り、地域別で見る と、2月に比べて最も申込件数の伸び率が高かった地域は、北海道の「97%増」です。2月に比べ、ほぼ2倍近くの申込が来ていることがわかります。次いで九州地方の「41%増」、東北地方の「32%増」となります。申込件数のみで比べると、最も申込件数が多かったのは南関東、東海、近畿の順番となります。結果、前月比で見ると地域別では、南関東地方が最も申込件数が多かったですが、伸び率としては北海道が高い数字を出しているということがわかりました。

【地域別】前年繁忙期(2022年3月~4月平均)の数字と比べてみる

図➁【地域別】2023年度 繁忙期申込状況(前年比)※パルマ調べ
図➁【地域別】2023年度 繁忙期申込状況(前年比)※パルマ調べ

では、次に前年繁忙期の申込件数(2022 年3~4 月平均)と比べてみましょう。図➁の通り、前年比で見てみると、北海道が「106%増」で前月比同様2倍近くの申込が来ていることがわかります。次いで九州地方で「22%増」、東海地方が「16%増」、南関東地方が「11%増」となり、東北、北陸、近畿、四国については前年の平均に比べるとマイナス傾向という結果になりました。

【一都三県】今年の繁忙期申込件数(平均)を繁忙期前の2023年2月の件数と比べる

図③ 【1都3県】2023年度 繁忙期申込状況(前月比)※パルマ調べ
図③ 【1都3県】2023年度 繁忙期申込状況(前月比)※パルマ調べ

1都3県全体の 2023年3~4月の申込件数の平均は、繁忙期前2月に比べると「20%増」となりました。図③にある通り、1都3県の中で見る と、2月に比べて最も申込件数の伸び率が高かった地域は、神奈川県の「28%増」です。次いで東京都の「23%増」、埼玉県の「13%増」となります。1都3県を申込件数のみで比べると、最も申込件数が多かったのは東京都、次いで神奈川県、埼玉県、千葉県の順番となります。結果、前月比で見ると1都3県の中では、最も申込件数が多かったのは東京都ですが、伸び率としては神奈川県が高い数字を出しているということがわかりました。

【一都三県】前年繁忙期(2022年3月~4月平均)の数字と比べてみる

図④ 【1都3県】2023年度 繁忙期申込状況(前年比)※パルマ調べ
図④ 【1都3県】2023年度 繁忙期申込状況(前年比)※パルマ調べ

では、次に前年(2022 年3~4 月)の申込件数と比べてみましょう。図④の通り、前年比で見てみると、神奈川県が「27%増」、東京都が「10%増」、埼玉県が「1%増」のプラス傾向となりました。申込件数で比べてみると、前月比と同様に、東京都が最も申込件数が多かったですが、伸び率としては神奈川県が高い数字を出しているということがわかりました。

まとめ

今回は、地域別・1都3県にそれぞれに焦点を当てて、当社が蓄積したデータから、トランクルーム業界の繁忙期3,4月の申込状況について簡単に振り返りを行いました。 あくまでも当社の蓄積データとなるため、皆様の個別施策の結果と照らし合わせて、実際の数字と類似していたのか、もしくは乖離していたのか、というような検証のための参考データとしてご活用頂ければと存じます。以上、簡単にではありましたが、「【2023年繁忙期】地域別及び1都3県のトランクルームの申込状況」に関する振り返り調査でした。

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