3月から4月は、進学や就職、異動のシーズンを迎え人の動きが活発になる季節です。
その中でも、いざ引っ越してみたけど「なんだか物が多い」という印象を受け、荷物の整理整頓を行ったり、近隣のトランクルームをWEB上で探し始めている方もいるのではないでしょうか。(実際、筆者も引っ越しを行った際に、スーツケースや電化製品の空き箱等が邪魔で仕方がなく、トランクルームを借り始めた経緯があります。)
ただ、トランクルームを探す中で、広さ・設備・周辺環境等々、WEB上に情報が載っていたとしても、実際に現場を事前内覧する必要が出てくる場合もあります。
今回は、そんな時に役立つ、「内覧時に確認すべきポイント」についていくつかご紹介いたします。
交通の利便性があるかどうか
内覧時には、周辺環境を確認する事も大事です。
トランクルームを高い頻度で使用される場合は、自宅や会社からの所要時間をしっかり確認することをお勧めいたします。
また、自宅や会社からより近い場所にあれば便利な事はもちろんですが、荷物が多い場合、車での搬入が必要な場合もあります。
駐車スペースがあるトランクルームならば、駐車スペースが自分の車に合っているかどうか、前面道路の状況の確認などを行いましょう。大きめのワンボックスなどをお持ちの方は、特にしっかりと確認をすることをお勧めいたします。
駐車スペースがないトランクルームであれば、現場周辺のコインパーキングの場所状況もチェックしておきましょう。
間口の広さは十分か
WEB上では部屋の広さは載っているものの、トランクルームの間口の寸法を掲載しているところはあまり多くはありません。借り始めてから「間口の寸法が足りなくて荷物が入らない」なんてことが無いように、内覧時には間口の幅や高さも確認しておくといいでしょう。
また、トランクルーム間口と同様に、搬入経路の寸法を確認することもお忘れなく。
荷物を置いても広さは十分かどうか
せっかく借り始めたのに、荷物を置いてみると「思ったより部屋が狭い」「思ったより部屋が広い」なんてことも。
内覧をする場合には、事前に使用する段ボールの寸法や預ける荷物の大体の大きさを計っておくことをお勧めします。特に大型家具を収納する予定がある場合は、配置した時の様子をイメージして部屋のサイズが適切か判断しましょう。
また、「広さが1帖ある」といっても部屋の形状は様々です。
場合によっては、「台形型」や「柱有」といった特殊な形をした部屋もあります。
そういったことも踏まえて、事前に収納物のイメージを持った上で広さの確認をするとよいでしょう。
設備・セキュリティ環境は不足していないか
荷物を収納する上で、間口や部屋の広さの条件をクリアしたとしても、設備面に不安を覚える方はどのような設備があるかどうかを事前にチェックすることも大切です。
屋内型トランクルームの場合は、カビやダニの対策として空調設備・換気設備がある物件が多くあります。
ご自身での予防対策はもちろんですが、よりよい収納環境を求めている場合は空調・換気設備があるかどうかを確認することをお勧め致します。
また、お荷物を安心して収納できるように、セキュリティ設備も確認しましょう。
屋内型で言えば、監視カメラを設置していたり、第三者が入らないように、トランクルーム出入口に鍵やセキュリティカード認証が必要なシステムを設置している物件が多くあります。
屋外型では、第三者が敷地内に入ることができる場合が多いため、屋内型に比べるとセキュリティ面は充実していません。ただ、物件によっては監視カメラを設置しているところもあるため、屋外型を検討されている方はチェックしてみましょう。
最後に
今回、内覧時の主なチェックポイントについていくつか紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか。
もちろん、内覧時以外にも、毎月の支払額・契約内容・縛り期間等、まだまだ確認すべきことはあります。
借りてみて「なんか思っていたのと違う・・・」なんてことにならないように、ご契約の前にしっかり確認して、
もしものことがないためにも、内覧時にはしっかりとした下調べをしましょう。