意外に知られていない「トランクルーム」の定義を解説

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こんにちは★⁺。・(*´ω`*)゜.⁺☆

(唐突ですが)我々の目的は、皆様の収納スペース選びのささやかなお手伝いとなるような記事を書くこと。
そして業界を身近に感じて頂けるような情報を発信すること。
この2つに尽きます。しかし過去の記事を読み返した筆者は気付きました。

トランクルーム」「セルフストレージ」といった用語が碌な説明もなしに多用されている…
そして知っている前提で話が進んでいる…Σ(゜Д゜;;;;)

何たる失態!!!
…というわけで、今回は遅ればせながら「トランクルームとは何か」を解説したいと思います。原点回帰です。

(因みにニコニコトランクのトップ画面にも説明がありますので、併せてそちらもご覧下さい^^)

∞トランクルームとは∞
図式化するとこんな感じ↓
ブログ用

トランクルームが2つありますね (-_-;)間違えているわけではありません。
まずは上からご説明しましょう。

トランクルーム(広義)」は、サービスの総称を指します。そしてその中には、「レンタル収納スペース」と「トランクルーム(狭義)」という2種類の事業が含まれます。

∞「トランクルーム(狭義)」とは∞
一般的には倉庫業と言われている事業です(トランクルームというのは国交省の呼称)。
利用者と業者の間には、寄託契約(利用者が預けた物品を業者が責任を持って保管)が締結されます。
もし物品を破壊・欠損した場合は、利用者は補償を受けることが出来ます(多少の免責事項はありますが…)。
防犯対策もしっかりしています。

しかしながら防犯・厳重管理という点から、利用者は営業時間内に業者立ち会いのもとでしか荷物の出し入れが出来ないことが殆どです。

トランクルーム鍵

∞「レンタル収納スペース」とは∞
これは国内での呼び方。海外ではセルフストレージの名称が浸透しています。
倉庫業と異なり、二者間で締結されるのは賃貸借契約、つまり場所を借りる契約です。
業者の役目は「利用者が荷物を収納する場所を提供すること」=保管義務はありません。
会社にもよりますが、利用者は基本的には好きな時に荷物の出し入れをすることが可能です。
喩えるならば、トランクルーム(狭義)が駅の手荷物預かり所、こちらはコインロッカーといったところでしょうか。

施設のタイプによって、屋内型の「ビル型施設」、屋外型の「コンテナ型施設」に大別出来ます(バイク駐車場というのもあります)。

注目すべきは、このビル型・コンテナ型施設のことも「トランクルーム」と呼ばれているということ。

そして施設そのもの、という意味合いで浸透しているということ(トランクルームという言葉を聞いてサービスや倉庫を思い浮かべる人は少ない…はず)。
トランクルーム」という語には3つの意味があったのですね…。
何と紛らわしい…゜。゜(>Д⊂`)。゜。

 
∞どっちを選ぶ??∞
結局、レンタル収納スペースとトランクルーム、どちらを選ぶべきなのでしょうか?
結論から申し上げますと、預ける荷物の種類によって使い分けるのが良いと思います。
例えば金品・重要書類といった、紛失等が起きると困るものは厳重管理をしてくれるトランクルーム(倉庫の方です)が適しています。
…という書き方をすると、レンタル収納スペースはセキュリティーが甘いと受け取られてしまうかもしれませんね(^^;)

決してそんなことはありません!

防犯カメラを設置していたり、管理人が常駐していたりする物件も沢山ありますのでご安心を。
逆に衣類や日用品、事業者様の場合は仕事道具など、頻繁に使用するものを収納したい場合はレンタル収納スペースがオススメです。
必要な時に取り出せる、これは便利ですよね^^

 

…とまあ、トランクルームについて長々と述べてきたわけですが、皆様ご理解頂けましたでしょうか?
色々な意味があるということを知って頂けたなら幸甚の至りでございます。
ではではこの辺で(・ω・)ノシ

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